もう10年。まだ10年。いろんな思いが溢れます。 1か月前も、あの時と同じ震度6強の地震。 守ることに精いっぱいだった1歳と2歳の息子達も、頼もしい存在となりました。
ライフワークの朗読では、福島にゆかりのある作品を届ける機会が増えました。 『花は咲く』もその一つ。
詞には、「わたしは何を残しただろう」と3回出てきます。 震災から4年が経った時、歌詞の一部が変更されました。 最後のフレーズが、「わたしは何を残すだろう」へ。
年月を経るにつれ、様々な『花は咲く』が生まれています。 今年は、『花は咲く2021』と題し、朗読版がNHKで放送されました。
また、コロナ禍の5月末には、新潟県の中越高校吹奏楽部が、替え歌でリモート合唱奏を投稿しました。
2番のサビが特に心に響きました。
私たちが生きている この世界にはきっと 思いやりと沢山の 愛で溢れているのです そして大好きな仲間 と一緒に音楽できる 喜びを噛みしめて これからの未来生きていく
そしてラストは、 こんなメッセージで締めくくられました。
花は花は花は咲く 未来を信じて生きよう 花は花は花は咲く いつか笑顔で会えるように たくさんの人にありがとう
音楽のチカラで幸せを届けたい、という中越高校吹奏楽部の皆さん。 若い人達からパワーをもらいました。 私は、声のチカラで、幸せをお届けしたいです。 これからも、笑顔と笑声で、声のお仕事を続けていきます。
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